姫路セントラルパークに行って来た 2022.6.24 (Sony α7 IV x Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD)
1度行こう、行こうと思っていたのが、姫路セントラルパークでした。
今回はじめて行ってきました。
ここはいわゆる「サファリ・パーク」
自分の車に乗ったまま、動物たちの国へ潜入する感じです。
(ちなみに、パーク内の専用バスでも周れます)
もちろん、窓開け厳禁!キーロック必須!!
ペット連れもダメ!
ライオンなどは車に寄ってこなかったけど、
もし車から出たら、おそらく食われます。
いや〜、スリリング!
というかデカいし、実物はマジ怖い…
けど、なんか おもしろい…
原始時代の人は、こういう危険と隣り合わせで生活してたのか…
この現実の恐怖がなくなったことで、脳が退屈を感じ擬似恐怖体験を求め
ジェットコースター好きみたいな人々が一部いる、
というような話を聞いたことがありますが、なんか分かる気がします…
などと思いを馳せつつ
一人、車窓越しに撮影し続けました。
サファリコースを終え、駐車場で下車し、今度はウォーク・コースへ こちらには、危険な動物はいません。
で、今日はこいつを特別フューチャーしたいのです!
動きまわるクマ
この日はとても暑く、動物の中にはダレて寝そべってるのも多かったのですが、
このクマは、右に15メートルほど歩いては、またリターンし左へ15メートルでまたリターン
という直線状での同じ動きをひたすら繰り返すのです。
興奮しているのか、腹が減っているのか、イラついてるのか、心配しているのか、瞑想しているのか…
その様子がまるで、
リング上でゴングを待つ直前のボクサーみたいで、
ヤツから目が離せなくなりました。
「地球上でもっとも尖った写真家」と世界中で尊敬されている森山大道さんという方がいます。
この時わたしは、森山さんの代表作『犬の町』のことを思い出していました。
1970年代ごろは、例えば新宿のゴールデン街みたいなところにも
獰猛な眼をした野良犬がいっぱいいたそうです。
最近は見なくなったな〜
と言われていたけど、
近いのがいましたよ、ここに!
擬似の動物王国だけど・・・
獰猛というより、つぶらでホラーな感じだけど・・・
クマだけど・・・
目立つ眼をしたやつがいました…
(しかし、改めて大道さんという人にショックを受けている。やはり何か違うんだ!けど、うれしくもある!!)
・・・
カメラ視点の話ですが、
このクマまでは、焦点距離 180mm x 1.5倍クロップ x2 長解像度ズームで540mmとなります。
70-180mm であっても、望遠側を540mmまで拡大することができます。
純正レンズではないので、
テレコン機器(カメラとレンズの間にかまして、1.4倍とか2倍に拡大できる)には対応していません。
ここがデメリットと言えばそうですが、
なにしろコストパフォーマンスが圧倒的だし、
この焦点距離のズームにしては軽いし(810g)、小さい。
(望遠側が、200ではなく180ではあるが、私はポートレートレンズとしても使いたい)
最近のTAMRON(タムロン)さんの製品は、品質もすばらしくいいので、とても満足しています。
様々なトレードオフを総合した結果、私は純正ではなくTAMRONのレンズを選びました。
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姫路セントラルパークとても面白かったです。
私は新しいレンズを試したかったというのがあったのですが、
サファリパークだけでなく、遊園地やプール、冬場はスケートリンクもあるので
家族や恋人と行けば、いろんな楽しみ方ができると思います。
また、ロープウェイがあって入場者は無料で乗れます。広大な敷地ですが、移動も景色も楽しめます。
セントラルパークの場所は、私の自宅から車で18分なのに、1度も行ったことがなかった。
(東京の人があまり東京タワーに行かないみたいなもんでしょうか)
遠方の方はもちろんのこと、近所で行ったことがない方にお勧めします。
(たぶん、ちょっと感動しますよ…動物好きになるかも…ムツゴロウの気持ちがすこし分かるかも)
好きな人は何度も行くんだろうな・・・
1回の記事ではすべてを語り尽くせませんので、また書きたいと思います。
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ちなみに今回はすべて
・Sony α7 IV (カメラ)
・Tamronタムロン 70-180mm F/2.8 Di III VXD(レンズ)
の組み合わせで、撮影しました。
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入園チケット:大人3,600円 /子ども 2,000円 /幼児:1,200円
車で行く場合、途中1台につき1,000円の関所のようなものがあります。
夏休みは無休でやってるみたいですが、営業カレンダーをチェックしてから行きましょう!