ミラーレスカメラ市場 2021
2018年の春頃に登場したSony α7III
これの登場によってミラーレス一眼カメラの市場は、
Sony優位の時期が2年ほど続きます。
ミラーレス(Mirror-less)とは、
言葉のとおりミラー(レフ)が入っていないカメラのことです。
これ以前のカメラは、カメラボディの中にミラー(レフ)が入っており、
レンズから入ってくる光をこのミラーに反射させ、
次にプリズムを通過させて、光学ファインダーで見ることができるという構造でした。
これに対し、
ミラーレス一眼は、光を直接センサーに当てて、それを電子式ファインダーで見るという構造。ミラーが入っていないぶん、小型化が可能で、分かりやすく言えば、スマホカメラもミラーレスカメラです。
2018年ごろ ミラーレスの市場で圧倒的な勢いを持っていたのが、Sonyでした。
動画も強いですしね。(特に夜撮影の感度は圧巻!これは、Sonyのカメラの内部で、ISOノイズを除去する機能が常時働いており、この部分へのエネルギーの投下が熱暴走する問題とトレードオフだったのでしょう)
それ以前は、YouTuberの影響もあって、Panasonic GHシリーズなども、動画をミラーレス一眼で撮る層に人気でした。
そこへ来て、2020年ごろから確実に変化が起きています。
そして、2021年の大きな変化…
そりゃ、彼らだっていつまでも黙ってないよ!!
・・・
スチル(写真、動画じゃなくて静止画)といえば、Canon、Nikon ですが、
Sonyに遅れること数年、とうとう巨塔2社がマジで参入してきました。
とうとう彼らも、
「ミラーレスなんか、おもちゃだ!」
「カメラと、小賢しいテクノロジーは別物!」
と考えていたのが、そうじゃないことを認めざるを得なくなった。
一流のカメラ・メーカーであっても、
時代の流れに逆らえば、家電メーカーに負けてしまう…こともありうる。
もともと、SonyやPansonic は、ビデオカメラのメーカーでもあったわけだし…
あなどったりできるはずがなかった…
そして、まずCanonが動く
2020年 Canon R5
2021年 Canon R3
と来て、
またまた、Sonyがいくつかの機種を出して
2021年秋 Sony α7 IV 発表
で、そのすぐ後、
2021年 Nikon Z9 発表
実は、今日はこれが言いたかったのです。
Nikon が来た〜!!
ということ!
Nikon は、Z9もSonyのセンサーらしいのですが、筐体は人間工学設計がなされた質実剛健ぶり!
そしてとにかく、Sラインなどのレンズ群がすばらしいと思っています。
光学設計技術が、国内では、頭1つ抜けている。
(ほんとは、ずば抜けていると言いたい…)
最近、メガネ屋さんの前に貼ってあったポスターを見たんですけど
Nikonは、メガネのレンズも作ってるんですね。
まあ、個人的に思っているのだけど、多くのユーザーの意見でもあるはず。
できれば、
できればですよ、アダプターをかまさずに、
Sony α7 IV にNikon のレンズを付けて撮影したい!
Sonyと純正のGマスター(高いよ)、
あるいは、Sigmaのレンズの組み合わせが気に入っているのですが、
Sony と Nikonで組んじゃって欲しい!
このように私は今後、子供のような夢をたくさん語ってみたい…と考えています。
キーワードは、「スイング」
スィングしなけりゃ、意味がないのです…