平原綾香のコンサートに行ってきた 2022.6.18 太子町あすかホール

今月の中旬、平原綾香のコンサートに行ってきました。
兵庫県の太子に来るというのもレアでしたしね。

私もライブなどは久しぶりで、2002年大阪ドームのポールマッカートニー以来でした。

ちなみに、この時はアリーナ前列2番目で、ポールがステージの前の方に来た時は、5メートル前に伝説がいる！
ビートルズがいる！！

とマジで興奮しました。

弾き語りコーナーでは、「ブラックバード」や「イエスタディ」で
こうやって弾いていたのか（アルペジオしつつ時々中指でジャーンとストローク）
というのが目視できる距離感でした。

20年前のワンシーンを鮮明に覚えていることに自分でも驚きます。
これは心の資産・・・

今回の席は後ろの方です。
チケット予約したのが遅かったからですが、
この日の太子公演、完売だったそうで平原さんも喜んでいました。

この日のセットリストですが、
1曲目 スワロウテイル・バタフライ
2曲目 ボヘミアン・ラプソディ

だったことだけ、記しておきましょう。

そうこの日は、カバーライブだったのです。

それにしても、この平原彩香というヴォーカリストは、圧巻でした。
客席の椅子までビリビリ来るような低音から キンキンの高音まで

一体何種類の声（音）を出すんだろう…

個人的な意見ですが、現役アーティストで、
国内では間違いなくナンバーワン女性ヴォーカルだと思います。

高音はともかく、こんな低音出せる人いないから

美空ひばりに匹敵しうる唯一の人で、個人的にはそれ以上だと思う。

そして、これが大事なのですが、
彼女の声は響きだけでも本当におもしろいのです。

低音は、倍音が豊富だから、その音成分たちがそれぞれ
強かったり、するどかったり、ユニークだったりして
その組み合わせで空気をルビルビ震わせるんです。

音って万華鏡みたいな感じだな、
と優れた音楽家の音をいいホールでしかも生ライブで聴くと
すごくよく分かるもんなんですよ。

初期のジョンレノンや、今のユーミンにもその感じがすると言えば
分かりやすいでしょうか…（ジョンのライブは見てないけど…）

平原さんは、お父さん（まことさんは有名なサックスプレイヤー）に

歌うのではない、響かせるんだ！

と言われたというようなことを、前に聞いてたのですが
子供の頃からお父さんのサックスを聴いて、聴いて、聴いて、
そのイメージで響かせることをトライし続けてきた彩香さん

俺は感動しちまったよ…

天才を感じた夜だった…

・・・

いろんな名曲が演奏される中でも、やはりこの日のベストは、

『ジュピター』でした。

音楽オーラが飛び抜けるんですね、スパークする、信念の持ち歌は…

・・・

ちなみにこれまた、個人的に言えば、
平原さんのカバーで一番好きなのは、ユーミンの『晩夏』です。

♪ 丘の上うえ銀河の降りるグランドに… ♪

・・・

いやしかし、まあまあ近所の太子に車で乗り付けて、会場の無料駐車場で停めて、
そのままライブが見られるっていうのはいいなと思いました。

また、「あすかホール」というのが、いいホールだったんですよ。

客入れの時からスモークがたかれてて…いい演出だったし！！

そして、今回すばらしいライブに出会った私には、
はっきりとした反省点があります。

それは、

なぜ、防振双眼鏡をゲットして持っていかなかったのか！？

そんなに大きいホールでもないし、アイドルではないから、
音楽が聴ければいい…

と思ってしまっていたことが1つ

まあ、数日前にカメラのレンズ（Tamron 70-180 F2.8）を買って、
出費を控えた自分がいたのだが、やらなかったことの後悔を本当に感じてます。

浪費とは、価値が下がり続けるものを買うこと、
価値が上がり続けるものは、「資産」と呼びます。

この経験を踏まえて、私は「防振双眼鏡」を買います。

かなり調べて、機種も決めました。
ちょっと高いが手振れ補正付きの双眼鏡です。

あるライブ好きのカメラマンは、「防振双眼鏡」で人生が変わったと言ってました。

また、ある人は、「防振双眼鏡」は、ライブチケットの価値を5倍にする！と言ってました。

演奏者の表情や指の動きを見たい！！のよ…どんなに席が悪くても…

だから、これを買おうと思います！！
Kenko 防振双眼鏡 VC Smart 14×30 ブラック 14倍 口径30mm

とにかく、

567騒動も収まりつつあると、感じます。

時間が流れています…

このタイミングゆえか

来月以降、姫路のホールにも、ユーミン・達郎・玉置浩二など
続々と大御所が来るようです。

都会は密集しすぎて、特に大規模なものは、体裁上もあってか集まりにくく、
ちょっと今まで行かなかったような地方ライブというのが流行って来ている気がします。

そして、時代の反動によって、ライブや観光の需要は、いったん爆発的に増えるだろうと予感しています。

p.s.
アーヤさんもまた来てね！
ワタシ、たけしさんの歌（浅草キッド）も、作曲が玉置さんであることも知ってました。
むかし、深夜番組で見ました。